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西野自動カンナ修理その1

この日は自動カンナの刃が回るが、送らないということで現地に伺います。
これが問題の西野製作所の自動カンナAP450。
通常はガンギロールと言って、材料をしっかり送れるように、滑らないギザギザの鉄ロールが付いていますが
薄く削るとギザギザに踏んだの痕が時間ともに戻ってしまい、逆の凸凹になるので、
新品で納めるときに、オプションでSPロール(分割式のゴムロール)に変更してあります。

送らないということは一番に考えられるのはインバーターになります。

正常ならデジタル表示したのボリュームを回すと表示の数値が上がって、ローラーの回転も速くなります。

しかし、どちらも全く動きません。西野に症状電話をして確認すると
インバーターを交換しないと治りませんが、在庫がないので納期を一週間見てください。」
インバーターは専門のメーカーから取り寄せるが、木工機械は変わらなくてもインバーターがどんどん新型に変わるため、
新型のインバーターでも接続できるように設定が必要です。
また取り付ける機械のデータも入力しないといけないので、少々納期がかかります。
仕方がないので、お客様の仕事ができるように、100Vの自動カンナを貸して、部品を待ちます。

続く