振動しても切れない銅管が必要のため、昔のコンプレッサーの方法を採用することにする。
それは銅管を豚の尻尾状に途中で一回転させて振動しても吸収できる構造にすることである。
しかし、この直径10ｍｍ銅管を1回転させるだけのスペースはない。
8ｍｍだったらイケるかも？
と言うことで8ｍｍの銅管用のエルボに変えて8ｍｍの銅管30ｃｍを丸めて取りつける。
長さが30ｃｍあれば10ｃｍくらい余るつもりだったら、ギリギリだった。
取り付け後シリンダを手で揺すってみると銅管が破損するまでは全く融通の利かなかった部分が融通が利くようになったので
前回ほど早く銅管が破損することはないつもりである。
ただ心なしかエアの通りが悪いのか？汲み上がり時間が若干長くなったような気がする。
そこに二人組の女子中学生が自転車でやってきて、
「すみません！自転車の空気を入れてください。」
当店は自転車ではないですか、なぜか汲み上がったコンプレッサーもあれば、ホースと一輪車に使うエアチャックがある。
「自転車をもう少しこっちに持ってきて！」
ちょうど良いくらい空気を入れて、二人の女子中学生が
「ありがとう！」
と笑顔で去っていく。
お金にはならないが喜んでくれたら気持ちの良いものであるが、
そこに、その間、店内で買い物をしながら横目で覗いていたイケメンサッシ屋さんがやってきて、
腰を振りながら
「何で、『オジサンの鉄砲で入れてあげるわ』って言わんだん。」（三河弁で「言わないの」）
さすがに地元で、娘の後輩でもあるし女子中学生相手では
小心者のオジサンには思っても言えません。
