先日の固定定盤の送材ベルト不良の件、新品に交換していただくが
替える暇がないとのことで、無償で交換するハメになってしまった。
これから、このベルトを交換する。
エンドレスになっているため中身をすべて外す。
この一つ一つが異様に思い。全部で自分の体重の倍以上あるが、プレナの中に上体を入れて引きずりだすのも至難の業である。
これでベルトが外れた。
新品と比較するとノロ（接着のはみ出た部分）の厚みが明らかに違う。
元通りに戻して削ってみる。
すると、リムの部分と中央の部分を比較すると、それほど苦にはならないが
右のリムと左のリムで分が違う？でもリムは膨らんでいない？
念のためリムのない両端で比較する。
明らかに左右が傾いている。
クレームの原因は他にもあったようである。
機械下の昇降モーターから左右のフィードスクリュー（昇降ねじ）に繋ぐ部分をずらせばＯＫと思ったら
この機械は動かせる構造になっていない。
仕方がないので、刃物軸を外して、ベアリング受けの下にパッキンを入れて送材ベルトと刃物を水平にする。
左右を削って分が違わないことを確認し無事終了。
この日は半日タダ働きであった。
少しは信用が稼げたか？いや、信用を失わなかったので損をしなかったのか？
それではまた。
