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太い六角軸インパクトドライバ

発売が少し遅れていますが電動工具メーカーではないT社からインパクトドライバーが発売予定となっております。
http://www.tajimatool.co.jp/pdf/201606.pdf#search='%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%9E+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC'
このインパクトドライバーは一般の大工さん向けではなく
仮枠大工さん向けに発売される目的となっています。
従来のものとどこが違うか?
それは六角軸の太さになります。
予定では従来品の6.35mm六角ではなく、10mm六角の予定らしいです。
10mmにすると単管クランプの17mmソケットやPコーン外しの14mm六角を連続作業しても
六角軸が折れることはめったに起きません。
ただ、10mmにするとデメリットがあるんですが、打撃がインパクトレンチに近くなるために
ナットは早く回りますが、コーススレッドのようなものを締めると
トーション効果がほとんどないために、ビスが折れやすく倒れやすく、ビットも欠けやすくなります。
ご存じの方も見えると思いますが、過去に日立が8mm六角軸のインパクトドライバーを発売しました。
当時のインパクトはハンマーが弱かったためにビス倒れや折れ・欠けのクレームはほとんどなかったんですが
市販のビットが使えないので、思うように売れず、途中から8mm軸を6.35mmに変換する
アダプタを付属して対処しましたが、長すぎて使うづらく、消えていきました。
ところがUSマキタにはすでにT社と同等のものが発売されていました。

http://www.makitatools.com/en-us/Modules/Tools/ImpactWrench/

六角軸はアメリカ版だけに日本版よりもさらに太いようです。