先日お客さまが、旧式の100Vインパクトドライバーで＋ビットの折れ込んだものを落ち込まれました。
幸い、単純に折れただけでしたので、ビットスリーブを引きながら、樹脂ハンマーで叩いただけでビットが1cmほど出てきましたので、
指でつまんで取れました。（折れた時に六角軸がひずんだ時は、全部ばらして取ります。）
お客様に、それを渡したら、
「えっ！そんな簡単に取れちゃったの〜。持ってきて損した！」
なんて、言われました。（これなら自分でも取れたという意味だと思います。）さらに、
「今のインパクトはヘボい（この地区では力が弱い時に”ヘボい”と言います。）ので、旧式のインパクトしか使えん！」
と、言われました。
確かに現行の100Vインパクトドライバーはどこのメーカーもトルクが上がっているのにも関わらず、モーター焼けが多くなっています。
トルクが上がったためにモーターの負担が大きくなったり、締めているネジが平均太くなったり長くなったりしましたが、
それ以外に、最新の100Vのインパクトドライバーには、モーターの耐久性が落ちた根本的な大きな理由があるんです。
さて、問題です。
現在の100Vインパクトドライバーはどうしてモーターの耐久性が落ちたのでしょうか？
いつものように解答・解説はまた来週！
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追伸：今回の問題は少し難しいようですので、ヒントを追加いたします。
はじめて、100Vのインパクトドライバーが発売されたのは今から20年近く前でした。
日立からWH10VAという機種が発売され、良く売れましたが、
実はこの機種、現在のインパクトドライバーと同じ理由で力があまりありませんでした。
理由は・・・・・。
