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悪戦苦闘

日立のビス打機WF4H2の修理です。
症状は、うまく打てないとのこと。
分解してみると、外周側のピストンが摺れ過ぎて、摩耗してOリング溝で破断していた。
折れた破片が残っていると誤動作を起こすため、エンジンクリーナーでしっかり清浄する。

悪い部品を交換して組み立てると正常に打てるが、排気口よりエアが漏れている。

再度、分解して再清浄する。再組み立て後、再試運転。
・・・・・・
今度はハウジングの内面を調べる。シリンダのOリングの当たっているところが大きく凹んでいるので、
Oリングを交換してみる。再々組み立て後、再々試運転。

・・・・・・
・・・・・・
直らない!
今度はハウジングの上の外側部分の内面を確認すると、傷が多く付いていて、これが原因であろうと思われるので
部品を新品に変えてみる。

しかし、まだ直らない。
この部品が原因ではないようなので、一度戻す。
もう可能性の考えられるところはハンドルの中のパイプのOリングくらいしか考えられない。
分解して確認するが異常はない。


これで白旗。



日立に修理を出そうとホースを外そうと思った時、強弱切り替えレバーを反対側にひねってみるとエア漏れが止まった?
「どちらかがおかしいのか?」
レバーを元に戻しても、エア漏れがない。
何度切り替えてもエア漏れしない。
どうもゴミでも挟まっていたのか?
直ってしまったので良しとする。
(本音は、もう触りたくない。)