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先週の解答(4種のフラッシュビット&新型トリマー)

早速ですが、先週の解答になります。


先週の問題は

この4種類のフラッシュビットには明確な使用目的の違いがあります。

何をするときに使うかお答えください。
でした。


今回の4種類のフラッシュビットは刃物径とシャンク径の違いだけなので、
12x12は必然的に12mm軸タイプの大型ルーター用になります。
大型のルーターは重いので工場で主に使われます。
2x4の現場では取り回しが悪いので、軽量タイプの8mm軸ルーターを使います。
当然使う刃物は8x8のフラッシュビットになります。

残った6mmシャンクはトリマー用と言うことになりますが、
トリマーで壁を抜くとき、できれば埃の少ない6x6が良いと思いますが、
石膏ボードなら問題ありませんが構造合板を抜こうとすると
新品のうちは切れるので良いですが、少し摩耗してくると強く押さないと滑って切れないようになります。
そのため、切れなくなると押し込みを強くしてしまい
穴に突っ込んで激しい作業をすると軸が中で折れてしまいます。
「6mmだから細くて折れやすい」
と思われがちですが、実は

6x6の刃元の部分は刃先を台金よりも出すために根元軸径が4〜5mm程度しかありません。
ですから本来なら8x8のフラッシュビットを使うべきですが、8mmシャンクが使えませんので
刃物径が8mmのビットを使います。
刃物径8mmでシャンク径が6mmなら中間は細くないため折れにくくなります。


ところが、今回のマキタの充電トリマーには太い軸(8mmシャンクのビット)も挿入できるようになっています。
もちろん専用のコレットに変更していただきますが、部品が付属で入っています。
ですからボード抜きは6x6で合板抜きは8x8と使いわけすることができるようです。
でも
「俺は太軸1本!」
と言われる方も出てきそうです。