最近は、全く売れなくなったフロア釘。
実付きのフロアの発売当初はフロア釘ではなく潰し釘を使っていたらしい。
潰し釘とはバラ釘の頭を金床で縦につぶしたもの。
それをフロア以外に化粧枠の脳天打ちでも使っていた。
もちろん錆びるので、錆ても目立たないように枠を錆びたときの色に近い茶色に塗っていた。
また潰し釘は打ち込む際に木の目によって、潰した頭と木の繊維方向が狂わないように
釘の先端も潰して木の目に沿って入るような潰し方もあるとか。
フロア釘の出初めは「高い」と言って敬遠された方もいたようであるが
抜けにくいスクリューが切ってあるため、すぐに普及した。
(個人的には化粧材を使う時に油に付いたバラ釘は問題があると思うんですが)
ところでこのフロア釘
頭の中央に凹みがあります。
ロール連結釘にもあります。
ところがよく似たパネル釘にはありません。
さて問題です。
フロア釘特有の頭の凹みは何のためにあるのでしょうか?
解答はまた来週!