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先週の解答(釘とピン)

昨日は日本列島に猛威を振るった台風が頭の上を通過していきました。
今のところ、当方には被害は見当たりませんが、店に行くと悲惨な状況になっているか?
これから確認しますが、何もないことを祈るだけでございますが、
それ以上に皆様のところに甚大な被害が出ないことを、よりお祈りいたします。


それでは先週の解答になります。
先週の問題はピンと釘の違いでした。


第一問:コンクリート釘(またはネイル)とコンクリートピンの違いとはいったい何でしょう?
これは先端が釘は四角錐でピンは円錐になっています。

ピン以外に太鼓鋲や画鋲のように「鋲」と表現される場合もありますが、これもピンと同じ意味で先端が円錐になっているようです。


第二問:その違いによる目的は何でしょう?
その件につきましては明確な理由が公開されていないようです。


相手が木の場合
円錐の先端で打つと木の繊維を破壊しにくく引き抜き強度は上がりますが、反面木割れしやすくなります。
四角錐の場合は木の繊維を多少切断しながら入るために若干抜けやすいですが木割れしにくくなります。


コンクリートに打った場合
円錐の先端で打つと特に何もありませんが
四角錐の場合はコンクリートの中の砂利に当たった時、角が斜めに当たると角が逃げるために釘先が45度前後回ります。
回ることによってコンクリートを割く力が余計に働き、コンクリートが割れやすくなります。
そもそも古いコンクリートに釘を打つ場合穿孔長さは15〜20mmと言われます。
それ以上打つとコンクリートが割れて意味がなくなります。
現に斫(はつり)のみの先端はコンクリートが割れやすいように四角錐になっていますが
この応用かどうか定かではございません。


あくまでも、今回はトシカネ理論での解答ですので、間違いがありましたが鼻先で笑ってください。