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C7RSHDを探る

昨日メールで問い合わせがありましたが、当方この件に関して全く情報がございませんでした。
すぐにググってみるとHiKOKIのHPに載っていました。
また一部のネット販売店でも販売されています。
ただ、毎度のメーカーの謳い文句の使いまわしなので
HPだけでも意味不明な部分が多いのに
HP以外は全く参考になりません。
営業マンに問い合わせると本日現物を持ってくるとのこと。
詳細は営業マンに聞いても分からないようなので分解図が入っていないか確認しました。
すると分解図はすでにオンラインで閲覧できました。(一般の方は見られません)


C7RSHCと違う部分
1.モーターからベルト掛けしてから受けるプーリーで深切のギヤを噛まして主軸を回すところを
ギヤの代わりに2本目のベルトで行っている。
メリット=音が静かである。
デメリット=寿命がギヤよりも短い。


2.本体内側の両面にLEDライトがある。これは素直にメリットであるが驚くほどではない。


これ以外は全く同じであるが定価で11000円高くなっている。(完璧なデメリット)


今回ピンクが緑に変わったがスライドのピンクは深切を意味していたはずなのに
(普通のマルノコのピンクは電子を意味しています)
今回のC7RSHDはマジでNGの「深切」であった。
主軸の細いのとその両側のベアリングが小さいのとフランジが小さいのはC7RSHCと全く同じ部品を採用。
特にフランジは刃物穴径が20mmでフランジ外径が35mmなので
チップソーを半径で7.5mmしか捕らえていない。
スライドは精度が命であるのに、
何度も日立工機にお願いしたのに
このブログも日立関係者が閲覧しているはずなのに
完全に無視されていました。


どうして、こうなったか?


あくまでも推測ですが、同時に36Vのスライドが発売されています。
https://www.hikoki-powertools.jp/products/powertools/li-ion-cutter/c3607dra/c3607dra.html
これが36V部分以外はC7RSHDと全く同じ。
要するに36V尺スライドを発売することが目的で、
その36V部分を100Vに乗せ換えて生産効率を優先したものと思われます。


もし、そうであっても深切だけは避けてほしかった・・・。