この業界に入ったころは道具しか販売しておらず
そのころから釘打ち機の普及前の時代だったので
手打ちの釘だけ置いてみた。それなりに売れたが行きつけの金物店に行かないと
間に合わないものが多いので移転して金物一式在庫を置いたら
来店客の過半数以上の方が金物のみを購入されていったので
道具しか売らない販売店だとかなり厳しい状態だった。
今はその金物の大半は支給になり、かつて売れていたものは激減した。
ところが当店特有だと思うんですがほぼ毎日のようにある仕事があります。
それは一見さんの修理依頼。
他の販売店だと「ふざけるな!」と言われかねないような依頼であるが
他店購入品の修理は当店購入品のように販売責任がないので本当は楽である。
一見さんが修理を持ってくる理由は二つ
1つ目の理由は、メーカー修理より安いこと。
別に安売りはしていません。余分な部品を交換していないだけです。
余分な部品を交換してほしいと言われたら交換しますが、そんな人はいません。
必要最低限で済ませてほしい人が大半ですが、すぐに壊れそう部品は言われなくても交換します。
メーカー修理は怪しい部品はすべて交換する見積もりを書くから高いのであって
見積もりではなく予算を決めていただければ、その範囲で何とかなることが大半です。
2つ目の理由は、メーカーが修理不能と言われたり高額のため修理中止と言われた。
本当に逝かれた部品がないのではなく基本1品でも部品補給中止になると
「部品補給中止のため修理不能」
と返却されます。
金銭的に余裕のある方は新品を買われますので、このような方には縁がありません。
新品を替えない方が人伝(ひとづて)やネットで持ち込まれるケース。
100%とまでは、いきませんが90%以上は予算以下で修理をしております。
とりあえず修理依頼は歓迎ですのでよろしくお願いしますが
一つ残念なことがあります。
一見さんが修理を何度も依頼されることがありますが
(2回目以降は一見さんではないかも)
新品を購入されることは記憶にございません。
時には空気を読んでくださることを願っております。