今回はマキタのコンプレッサーの修理。
両高圧のAC460XGH。
症状は汲まない。
高圧ピストンを分解すると
リップリングが破れているので汲むはずがない。
またシリンダも削れているので交換する。
組んで試運転する。
音は静か汲み上げ速度も遅くないが
レギュレーターのゲージとタンクのゲージが2~4気圧誤差がある。
よくあることだが、圧力計の指針のズレである。
3気圧ズレているものと仮定して満タン停止を待つ。
4.8Mpa付近で切れるはずだが
5.0Mpaまで行ってもまだ止まらない。
5.5Mpaまで行ったがそれでも止まらない。
気持ちが悪いのでマキタの修理係に事情を話すと
やはり危険領域だから回してはいけないとのこと。
可能性として
1.単純に満タン停止の4.6Mpaまで至っておらず、指針がズレているだけ。
ただ途中まで2つある使用圧ゲージとのズレは0.2Mpa差だったので、ちょっと考えずらい。
2.圧力センサーの異常で止まらない。
この場合は逃し弁が4.8Mpa付近でエア漏れするはずだがエア漏れしない。
3.圧力センサーと逃し弁の両方が効いていない。
これなら頷けるが、両方共同時に故障することは滅多にない。
いずれにしてもメーカーで検査しないと危険ですから
マキタさんお願いしますorz