先週、修理の引き取り依頼があったんですが
片道1時間くらいかかるところなのでしばらく放置プレイでした。
昨日は世の中連休中で当店も暇しておりますので
余った時間を利用して遠出をしました。
空手(武道ではありません)では、いけないので
話のタネに研磨機でも持って伺いました。
現地に着くと年式の古い釘打機が3台。
1台は部品補給中止。
残りの2台もそれに近い。
話をすると買い替えたかったようでしたので
修理は中止し新品の注文を頂きました。
研磨も頂いたので研磨を積載するついでに研磨機を説明すると
「ウチのグラインダーでカスタマイズできますか?」
と言うことで日立のNTG-150をお預かりする。
実はこのNTG-150は刃物研磨機の1号機よりもさらに前に最初に作った
隠れ刃物研磨機。
早速組み替えます。
刃物が焼けにくいWA砥石が右側に付いていましたので、左に移動。
開いた右側に回転金盤を付ける。
左側には最近定番の角度の変わる鎬研ぎ台。
ノブスターだとしっかり締まらないので、レバーハンドルにする。
これで試運転すると異様に本体の振動が大きい。
確認するとWAの砥石の芯がズレたまま使われていて
まともにハメたので振動が大きくなっていた。
仕方がないので砥石を空転させてドレッサーで外周を1~2mmくらい
削って芯を合わせる。
これで振動が半減。
もう少し使うともっと振動がなくなると思います。