調整と言われましても刃物の調整くらいしかできるところがありませんが
使えないモノにお金をかけられませんので先に状態チェックします。
リヤベースはまずまずでしょうか。
念のため捻じれを見ますが
微妙に捻じれがあるので、これはプレートの下のゴミでしょう。
それなりに入っています。
今度は刃物のチェック。
だいたい良いところでしょう。
次にフロントベース。
画像では分かりにくいかもしれませんが反り台になっています。
落として曲がったのではないかと推測されます。
この場合フロントベースっが曲がっている場合と
ハウジングが曲がっている場合がありますが
これだけでは判定ができません。
なので正常な別の電気カンナのフロントベースを入れてチェックしますが
その前にチェック用の電気カンナが正常かチェックします。
もちろん正常でした。
今度はこのフロントベースを問題の電気カンナに移植します。
ダメでした。ハウジングが反っています。
この場合、荒業でフロントベースを手押しで削る方法がありますが
危険なので良い子は真似しないでください。
それよりも正常な中古の電気カンナに変えた方が賢明でしょう。