日立工機のボード揚げ機のウインチが故障しました。
しかし部品補給がありません。
ウインチ部分はトーヨーコーケン製ですがその会社にも代替品がなく
番頭とお客様が困っていましたので
先日廃業された大工さんの使っていたウインチを使ったらと提案。
念のため、そのウインチを試運転すると動きかけて止まりました。
原因はカーボンブラシの癒着。
強引に引く抜くと銅線が切れてもカーボン部分が抜けません。
すぐにカーボンブラシを手配し入荷後、カーボンを叩き割って
斫って、こそげて斫ってこそげて斫って・・・・何とか抜けました。
新品のカーボンブラシに交換後は快調に動きました。
問題の枠がやってきましたので
kg
本来は荷台にウインチが付いていますがその分荷台が重く
能力80kgウインチですが荷台の重さが引かれるため荷揚げ能力が50kgとなり
能力不足に困っていたようですが、今回のウインチは能力が150kgなので
人が載っても上がります。(決して人が載ってOKではありません)
旧ベースが狭いのでギリギリ乗るサイズの剛床を持参されましたが
厚みが厚いので取付ボルトがすべて寸足らず。
さらにオプションでボードを床ギリギリから上げたいとのことで
腕木を差し込む角パイプを取り付けます。
そのため分解します。
熱で問題がある樹脂はすべて外します。
これで完成です。
ボードを上げるときは荷台を折りたたんで角パイプに垂木を挿入して使います。