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改めてブラシレスモーター

以前書き込みしたと思いますが、

来月予定されていた娘の結婚式が延期になりましたが、

先月、無事に入籍しましたので、婿が1名加わりました。

その婿の仕事は、ブラシレスモーターの図面を書いているらしいですが

電動工具にもかなり使われるようになりました。

家電製品あたりは、現在ほとんどブラシレスモーターで

電動工具業界は正直遅れています。

一番最初に普及したのがコンプレッサー。

MAXが乗り遅れたので”アウタローターモーター”何て名前で対抗していましたが

結局ブラシレスに変わりました。

ブラシレスモーターの良いところは販売店や営業マンに聞くと

カーボンブラシを交換する必要がない!」

と言われる方が多いようですが、これはポイントが外れています。

利点は

1:大きなコアが必要ではないので軽い。

2:モーターが小さい。

でも、一番の利点は

3:同じ出力の場合、消費電力が小さい。

白熱灯が蛍光灯に変わったころ

「蛍光灯は何がいいんだ?」との質問に

「消費電流が小さいです。」と言うと

「電気代は、タダだから関係ない!」とお叱りを頂きますが

「200W電球5個付けてマルノコ回したらブレーカー飛びますよ。」

コンプレッサーに普及した理由がこれ。

性能が同じコンプレッサーの場合、ブラシレスのほうが消費電流が30%前後少ない。

でも実際は高圧にして負荷が大きくなっているので今の能力で旧モーターは無理です。

 

最近普及が激しいのが充電工具のモーター。

個人的には充電工具とブラシレスモーターはセットだと思っています。

小さく・軽く・電池が長持ちするのは充電工具に必須です。

特に電池が長持ちするということは同じ作業をしたときに

バッテリの電流値が少なくなるのでバッテリの傷みも少ない。

 

逆にAC100Vマルノコにブラシレスモーターを使うのは

充電道具ほどメリットがない。

モーターが小さいので直角定規が使いやすいが

過負荷には無理が利かないので縦挽きや刻みにはどうかと思います。

売店や営業マンは横文字の名前が付くのでモノがよさそうに

カーボンブラシを交換する必要なありませんから!」

こんな謳い文句を真に受けないでください。