遅くなりましたが先週の解答になります。
先週の問題はアース付きの電動ドラムを修理する際に
問題のあったところは何かと言う問題でした。
問題のあった画像はこちらになります。
よ~く見ると緑のアース線が左側のコンセントには入っていますが
右側には繫がっていません。
ですから修理後は
緑のアース線を黒い線でバイパスしました。(画像一番上の線)
この件についてメーカーに問い合わせたところ
「バイパス線は使っていません。アース付きコンセントは取り付けベースもアースにつながっていますのでプレートでつながりますから必要ありません。」とのこと。
確かにドラムのプレートは鉄製ですが取り付け部に塗装がしてありますので
塗装が剥げないとアースがつながりません。
実際に漏電するような事故が起きるケースは、ほとんどありませんし
漏電事故が起きても、100Vでは、なかなか人身事故に至らないことが多いので
この問題点が現実の人身事故につながる可能性は極めて低いと思いますが
バイパス線の1本くらいはコストが100円もしませんので
付けるべきだと思います。
またはベースプレート取り付け部に塗装をしなければOKです。
ちょっと分かりにくいですがコンセントの取り付け部には塗装が付いているので
通電するとは言い切れません。