先日、処分したステンレス釘ですがステンレスは引き取り単価が高いですが
磁石でのチェックがあるので、磁石で確認しました。
すると意外な発見。
無塗装のステンレス釘は磁石が全くくっつきませんが
カラー釘は鉄ほどではないですが1/3くらいの力で磁石に吸着しました。
ステンレス釘がメーカーによって品質の良しあしがあるだろうと
メーカーの違うものも確認しましたがどれも同様にくっつきます。
非鉄金属専門の回収業者に持っていくと社長の奥さんが
「これはステンレスとは言えないと思うけど社長に聞いてみるわね。」
すぐに社長が見えて
「これはステンレスでいいよ。」
冷静に考えるとステンレスを溶接すると磁石で微妙にくっつくようになるし
使用済みのステンレス焼却炉のステンレスは
みんな磁石でくっつくので古材は鉄くず料金。
じゃあ今回のカラー釘は?
よ~く考えたらステンレスは塗装が剥げやすいので焼付塗装だった。
高温になるだけではなく、釘の質量が小さいので温度が上がりやすく
冷めやすいので焼き入れ状態になりオーステナイトが崩れても仕方がないでしょう。