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WH36DDの新機能をチェック

昨日は夜間に振った積もるほどではなかった雪が道路に凍結し

車で自宅から2分で来れる店まで10分ほどかかりましたので

昨日は遅刻をされた方が多かったのではないかと思われます。

事故に至らなかったことを願っておりますが

予定通りHiKOKIの新型インパクトドライバのデモ機が来ました。

今回初の新機能と言われる細ビスモードの原理を確認していました。

あくまでも個人的な感覚なので実際と異なるかもしれませんが

1.スイッチを引いた瞬間 弱モードで空転

2.その0.5秒後パルス回転(1秒間で5回くらいの間隔でON・OFFを繰り返す)

3.細ビスを締めだしても打撃が始まるまではパルス回転を継続

4.打撃が始まるとパルス回転が弱モード回転に変更して締付終了。

このパルス回転は業界初ではありません。

過去にWM18DBLと言う電子パルスドライバと言うものが存在しました。

ほとんど売れなかったので無名のまま消えてしまいました。

この原理がこちら

こちらの図では正転とわずかな逆転を繰り返しているように紹介されていますが

実際に逆転しているか不明です。

今回のWH36DDも逆転しているようには見えませんが

パルス回転の1/5秒回転停止直後ビットとビスがわずかに捩じっているので

停止中に上図のようにわずかに逆転しているような回り方に感じ取れました。

結果として細ビスを締めるとインパクトが始まるまではパルス回転で

インパクトが始まると弱モードでの通常打撃回転のような感じで締まりますので

細ビスのカムアウトは当然軽減されます。

今回の方式で一番有効と思われましたのは化粧ネジでの使用。

ステンビスなどの化粧ネジは+が舐めてもダメですし

カムアウトしたら化粧材に傷がつくのでもっとダメです。

これにはかなり有効と思われます。

 

逆に問題点として通常モードと細ビスモードの切り替えが分かりづらいこと。

ほかの方から「ちょっと貸して!」

と言われて化粧材を通常モードで締めたら意味がありませんが

初めての方では、ほとんど分からないスイッチです。

おそらく、発売後にクレームが来ると思いますので

次回作に期待しましょう。