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WH18DDL2〜考察〜

先日ご紹介させていただいた日立の新型インパクトドライバWH18DDL2およびWH14DDL2
前作とどこが変わったか?

1.トリプルハンマーを採用したために打撃の方式を変えることができる。
2.6.0Ahバッテリを採用

2は説明の必要はないと思いますが、1のトリプルハンマーに関して、問い合わせたが
回答はない。どうも営業サイドでは理解し切れていないようである。
実際に万能ビスの90mmを締めてみた。
ノーマルモードの場合、前作と比べ、モーターの回転数が強モードと言うよりは中モードくらいの回転数で
さらに打撃が細かいために1打撃で回す量が少ないと思われるのかカムアウトしにくい。
しかし太く長い金物ビスを締めるとかなり時間が掛かりそうである。
そもそも打撃を起こす前の空回転は金槌で釘を打つときに腕を振る量と同じ意味である。
ハンマーの空回転角度が大きければ打撃の衝撃は大きく、ネジは多めの角度で締まるが
半面カムアウトあるいは、ビットやネジの折損率も高くなる。


今度はパワーモードで締めてみる。
確かにノーマルモードよりも締まり方が早い。
ただハンマーが240度空転している感覚はない。
時々打撃がカスっているような音がするときがある。
たぶんこれが1.5打撃/回転のことだと思われる。
それとビスが2〜3㎝潜ったあたりからモーターの回転が上がっている。
いきなり回転を上げるとビス倒れが起こることを防ぐ意味があるようだ。
一番分からないのはどうやって1.5打撃/回転を起こすのか?
自分なりの結論として、ハンマーの回転数が早すぎると叩きそこなって
3打撃/回転のところが1.5打撃/回転になるとしか考えられない。
一応カタログにも高い負荷の時と表記されていた。
ただ、ハンマーや相手が話のアンビルは使えば摩耗する。
それに対しての対策がなされているか?
すぐには答えが出ないでしょう。
営業サイドからの回答を首を長くして待つことにします。