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WH36DD

昨日、一番使いやすいインパクトは?と言う質問がありました。

一番力が強いという意味ではないので

失敗やトラブルのないという意味と思われますので

10.8Vのインパクトあたりが使いやすいと思うんですが

メインのバッテリと異なるとバッテリ面で使いやすいとは言い難い。

まだ現物を見ていないんですが来月HiKOKIからWH36DDと言う

マルチボルトのインパクトドライバが発売予定となっています。

未だにカタログも現物も見ていませんが

今までのインパクトドライバになかった機能が付いています。

それは細ビスモードと言う機能。

これまでインパクトドライバの優劣を電圧で比較するのは問題外ですが

トルク表記の数値で評価されることが多かったんですが

何度も言いますがインパクトのトルクは各社基準が曖昧なので比較にならない。

しかもトルク=パワーと捉えている場合が多い。

トルク数値は各社とも各社が決めた仮締めのボルトを各社が決めた秒数で締めたときの

締め付けトルクである。

そのため木ねじを締めると条件が違ってきます。

その条件の中で各社が新モデルを出すたびにその曖昧なトルク数値を上げてきました。

そのため、数値が上がるたびにカムアウトしやすく使いにくいインパクトに変更され

使いやすさを蔑ろにされてきました。

対策として強弱モードを採用していますがその切り替えは

モーターの速度の変更であり空転する際のトルクは変わらないので

大きな違いはない。

そもそもインパクトドライバーがドリルドライバーに比べ使いやすいところは?

と質問すると

「叩いて締まるから力が強い」と見当違いの回答が多い。

インパクトドライバーが使いやすいのは同じ力で押さえつけた場合

ドリルドライバーよりもカムアウトしにくいこと。

インパクトドライバーのトルクを上げることにより

ドリルドライバーとの違いがなくなってしまっている。

インパクトがカムアウトしにくいのは一回の打撃でビスを回す角度が少ないから

一回の打撃で回す量が20度くらいなら+穴からビットは外れません。

だからモーターではなく打撃を弱くしてビットの回す角度を減らせば

使いやすくなると思われます。

今回発売するWH36DDには細ビスモードと言う

回す角度を小さくする機能があるようです。

方式は回し始める際、一定の負荷がかかるまでモーターの電源を繋ぎっぱなしではなく

断続的に電源を入れるため

回しかけては止めまた回しかけては止めの連続をすることにより

フルスロットルで回してもカムアウトしにくい機能となっています。

実際にカムアウト防止のためスイッチを故意に入り切りされる方が見えますが

指の操作だと握った瞬間に1回転以上回るので大きな効果は出ないですが

細ビスモードは1秒間に5回くらいONOFFしていますので

OFFの瞬間ビットがわずかに逆転しているような感じで回ります。

過去に電子パルスインパクトドライバと言うものがありましたが

完全な打撃はなかったので長いネジは使えないと言われましたが

ハンマーインパクト+電子パルスの組み合わせなので期待はできると思います。

とりあえず現物を見ておりませんので続きは乞うご期待願います。