厚い鉄板や無機質を切断砥石で切断するとだんだん切れなくなります。
原因は俗にいう「目詰まり」なんですが
アルミを切ると確かに砥石の外周面にアルミが目詰まりしますが
鉄や無機質の切断では目詰まりはしません。
間違いではないですが厳密には砥粒の磨耗。
切断砥石の外周面の砥粒の凸凹が丸くなってしまい
切断対象物を削る能力が低下することが原因。
対策は表面の磨耗した砥粒を外せば復活します。
間違いない方法はドレッサーを使えば簡単なんですが
普通は切断砥石の付近には存在しません。
そんな時は代用品として薄い鉄板の木口を当てると復活します。
薄い鉄板を切る際に砥石がすぐに減った記憶のある方も少なくないと思います
薄い鉄板を切るときはできるだけ木口のダメージを受けないように
側面から切った方が長持ちします。