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時にはメーカーも敵に回す

その昔、某釘打機メーカーが高圧釘打機を発売しました。

軽く小さいので画期的ではあるがせっかく発売したのに

使える90mmの釘がシート連結のため手持ちの針金連結が使えない。

65mmの釘打機は従来の釘が打てるが他社の常圧釘打機より重いので

メリットがない。

しかし、ユーザー様にメリットがなくても販売店にメリットがある。

・コンプレッサーが売れる

・ホースが売れる

これで喜んでいる販売店はお客様を食い物にしていると言われても否定できない。

当然ながらお客様のために働かせていただく立場の販売店

お客様に対してのメリットがなければ協力できない。

ところが売る販売店は売上重視のため販売店のメリットのために拡販する。

当店のように協力しない販売店はメーカーから敬遠される。

しばらくして他社が従来の針金90mm釘打機を発売すると

待っていたかのように某釘打機メーカーも針金90mm釘打機を発売する。

理由を伺うと開発側は最初から針金で売るつもりだったが

お偉いさんが

「市販の釘が打てる釘打機は儲からんので純正の釘が売れる機種にしろ!」

と言うことで従わざるを得なかったとのこと。

結局ある程度販売された高圧シート連結釘打機はほとんどゴミと化した。

 

時は変わり、今は”なんちゃって〇〇V”が苦戦している。

充電器も互換性がなくメリットが特になさそうであるが

他社よりもあたかも品質が良さそうな表記なのを

売店や営業マンまでが知ってか知らずか

「ウチの方が電圧が上ですから。」と言う始末。

さすがにここまで来ると協力できませんがそうなると

営業マンに嫌われたのか?

新製品の案内は全くなし。

PRカタログも持ってこなければ

新製品の見本も持ってこない。

高圧シート連結釘打機の二の舞にならないことをお祈りしております。