昨日来店されたお客様が釘打機を持ち込んで
「パッキンが悪い!」
よく「”パッキン”と言う部品はない!」と修理するものは言われるが、
パッキンが悪いと言われると、パッキンと言う部品が悪いという意味以外に
パッキング(気密)が悪いという解釈もできます。
これなら頷けるが受ける側が引っかかるのはその部分ではない。
分解をしたわけではないのに悪い部分を決めつけられることが問題である。
部品AとBを交換しろと言われれば間違いないように部品交換すればOKだが
悪くもない部品を交換して現場で不調なら
「全然直っていない!」と叱られます。
体調不良で内科に行って
「どうされましたか?」と聞かれ
「風邪を引いたので注射を打ってほしい。」と言うのと同じである。
医師は明確な症状が聞きたいのに勝手に病名を決めつかられたら困るでしょう。
建築屋さんでも同様ですが
「雨漏りするから屋根を替えてほしい。」
と言われ素直に交換できますか?
例えば「西から強い雨が降ったら西の壁際から雨が漏ってきた。」
なんて言われた方が良いと思うのは私だけでしょうか?
未だに釘打ち機の修理を販売店に持ち込んで症状を明確に言っても
荷札に何も書かなかったり、書いても「エア漏れ」のみだったり。
ホームセンターのサービスカウンターの方がしっかりしていると思います。