高所作業がどうこうとか
マルノコの安全カバーが云々
マイナーなところではディスクグラインダーにそのまま切断砥石を付けると違法。
なんて面倒な法律があります。
これらは仕事の邪魔と言われても仕方がないですが
大義名分は作業者を守るための決まりです。
でも現実は
お役人さんが事故に遭った被害者から立場を守るための法律と言われても仕方がない。
法に沿わない作業で事故が起きた場合、処罰対象は非合法作業をした作業者ではなく
元請けである。
そのため元請けは作業者に対して
・法を守るように指導する
・法を守っていない作業者には注意または警告をする
・警告をしても守らない作業者は退場を命じることができる
(正社員なら、これを理由に解雇できる)
ちなみに元請けの下で働く作業者は
労基法は、働く人みんなに適用されるのですか。|Q&A|確かめよう労働条件:労働条件に関する総合情報サイト|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
正社員・一人親方・下請け従業員・孫請けなどすべて該当しますので
下請けは、可能な限り元請けに協力して法を守っていただくことになります。
でも現実は建前でフルハーネスを付けても親綱がないので何の意味もありません。
これは従業員の身を守るためではなく、元請けの身を守るためだけのもの。
もう少しフルハーネスを付けた状態の落下事故で数人亡くならないと
進歩がないと思いますが、
本当は人が亡くなる前にお役人さんに考えていただきたい。