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部品補給中止と言えども

今回はマキタの仕上釘打(フィニッシュネイラはMAXの登録商標なので)AF502の

修理依頼です。

この機種は、すでに部品補給中止なので、メーカー修理の場合

門前払いをされる可能性がありますが、修理をする場合もあります。

部品補給中止と言うのは、部品が入手できないという意味ではなく

あらたに部品を作らないということ。

そのため、部品のすべてあっても部品補給中止の場合もあります。

1台で100点前後の部品があるわけですから簡単には修理できないということはありません。

しかし、怪しい部品が1品でもなければ修理できませんので

取りかかる前に「修理不能」と言われることもあります。

 

前置きはこれくらいにして修理をします。

今回の症状はエアを差した時点で発射口からエア漏れ。

この場合は原因がシリンダリングかボディかシリンダ外側の摩耗くらいしかないが

ほとんどがシリンダリングの劣化による場合が多い。

ずいぶん前に部品打ち切り情報を聞いた時点で在庫を多めに買おうと思ったら

まだ在庫が数百個あったのでたくさんは購入していませんが

とりあえず在庫はあるので早速交換。

※シリンダの外側についているのは悪い部品でその右にあるのが新品。

さらにヘッドバルブ上のクッションも劣化が進んでいるので交換。

試運転すると新品と同様に使えました。

もう少しメーカー在庫がヤバくなったら買い占めます。