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100mmの切断砥石

100mmのディスクグラインダーで鉄を切るって言えば、切断砥石です。
リフォームで使ったり金具に細工をしたり、全ネジ切る時は横面でバリ取りなんか危険を承知で使ってしまいます。
(一応、販売店の立場として、お勧めしません。)
でも、実はマキタも日立も100mmタイプの切断砥石を発売しておりますが、どこにもディスクグラインダー用としておりません。
マルノコのオプションとして販売いたしております。
どうして、ディスクグラインダー用としないのか?
それは、危険であるからです。
しかし、それではディスクグラインダーに使えると表記できないので、20年ぐらい前に日立工機が切断砥石用カバーを作って
安全管理局に許可を取りに行きようやく認可が下りたものがこれです。

参考アドレスhttp://www.geocities.jp/taka_laboratory/20060303-wheel-guard/wheel-guard.html
マキタも数年後切断砥石用のカバーを作り安全管理局の認可を取りました。
しかし、このカバーは安全第一を目的としているため切断砥石を囲んでいる部分が多く。
切断時に、際まで使えず切り口も見にくく、使いづらいのでほとんど売れません。


そのため両社とも、許可を取ったまでは良いのですが、このことをほとんどの販売店が知らない?
営業マンも半数ぐらいが知らない??
だから、お客様が
「鉄を切るサンダー下さい。砥石もつけて!」
とお願いすると、1台売れたと言わんばかりに販売店も営業マンもせっせとディスクに切断砥石をはめて
「ありがとうございました。」
これでは、お客様が万が一怪我をされたら、売り手の責任です。
知らぬが仏とはこのことでしょうか?


それではまた。
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