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35年前のパネルソー修理 その1

先日、
「古いパネルソーのマルノコが前に出なくなったので裏側を見たらモーターの先から銅線がビヨ〜ンと出てたので、押し入れてテープを巻いたけど見て欲しい。」
と、言われまして見に行きました。
これです。

このパネルソーというのは、合板を正確に真っ直ぐ且つ直角に切断するだけではなく、フラッシュ(太鼓張り)の心材ツラにあわせて外側の合板を切ったり、出来上がったフラッシュを正確に図面どおり幅決め、直角に木取ったりする機械です。
この機械はマルノコが必要に応じて、出たり引っ込んだりするのですが、それをエアシリンダーで行っています。
今回壊れた部品と言うのが、この部品

これはシリンダーのピストンの上側と下側に送るエアを電磁石で切り替えてピストンを上下させる電磁弁と言います。
この部品を取り替えるだけなんですが、とりあえずメーカーの田中機械さんに電話しました。
「この部品ありますか。」
「この機械は35年も前の機械です。当然ありません。何か代用できるものをそちらで探してください。こちらでは何ともなりません。」
ということで、本来なら打つ手なしなんですが、ここで物好き魂が燃えてきました。
続きはまた明日。
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