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大工道具の町 三木市・三条市

大工道具の生産地といえば、兵庫県三木市新潟県三条市です。
三木市は5回ほど行きました。三条市には2回行きました。
この二つの町だけで、日本の大工さんの手道具の90%くらい作っているのではないでしょうか。
この二つの町は大工道具の生産以外に共通点があります。
私が両市に行ったころは共に人口も7万人くらいで(現在三木市は約8万人、三条市は合併により約10万人)面積も約200k㎡とよく似た町です。
さらに主力産業が大工道具以外が三条市は新潟米のササニシキ三木市吟醸酒の原料の山田錦と米の名産地です。
しかし、個人的に前から一つ気になっていたことがありました。
それは、”三木”と”三条”この二つを見ていただくと分かると思いますが、文字が似ているんです。
これは、何かの因果関係があるのではないかと、一時調べました。
毎月当店に見える三木市在住の営業マンと三条市在住の営業マンに訊いたのですけれど、答えは共に
「知りません。」
どこかの文献でもないかと調べましたが、何も見つかりませんでした。
5年ほど前、三木市の金物まつりに行った時、会場のすぐ近くに日本で唯一といわれる金物神社があります。
この神社は大工道具の神様として奉られていて、入り口には、”村のかじや”の唄の碑が飾られています。
また、敷地内に金物資料館があり、道具好きの方なら一度は行って頂きたいような歴史を語るものや古い手道具が飾られています。
ここに寄った時に、館長さんから三木の金物の歴史の漫画風冊子を頂きました。
どうして三木が金物の町になったのか。分かりやすく書いてありました。
よく見るとその最後に何と!書いてありました。
三木市三条市は文字がよく似ていますが、何の関係もございません。」
と、・・・・
それではまた。
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