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先週の解答(インパクトドライバーのトルク)

先週の解答をいたします。先週の問題は
インパクトドライバーには”トルク”と、いう締め付ける強さを表示していますが、正確にはどういった強さのことを言っているのでしょうか?」
でした。
azzun2009さまからご指摘の通り
『カタログ表示は、ナットを締める時に手で仮締めした状態で3秒間締めた時の締め付けトルク』
でございます。
ちなみにトルクの単位ですが、現在は「N・m」ですが、昔はkg・mでした。
要するに長さ1mのスパナの先端で何キログラムの力で締めたか?ということを示しております。

あくまでも個人的な想定ですが、今から20数年前に日立から初めて充電インパクトドライバーが発売されました。
(それよりもず〜っと前からエアインパクトドライバはありましたが、インパクトの方式が違います。現在のエアインパクトも変わっていません。)
最初に発売された日立の充電式インパクトドライバーWH8DAという機械。
これは充電式のインパクトレンチWH8Dの先端を単純にドライバビットを挿せるようにしただけものです。
元来インパクトレンチのトルク表示というものがナットを無負荷で締め付けた状態から3秒間締めた時のトルク表示を言います。
ですから、全く同じ構造の機械なので、トルクの表示方式が同じで当然といえます。
しかし20年以上経っても、このインパクトレンチとインパクトドライバーの先端だけの違いで2機種発売していることは、
全メーカー変わっていません。経費節約が狙いでしょうが、もう一工夫して欲しいと思います。
しかし、同じバッテリに同じモーター、さらに同じハンマーを使っているのに違っているところがあります。
その件で明日の問題にしたいと思います。
それではまた明日。
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