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職人さん!今こそ立ち上がれ!その1

昨日の記事は事情により抹消しました。本日は予定を変更して書き込みいたします。


先日ある建設会社の会長のところへ営業に行った時の話です。
いきなり会長が、
「今ハウスメーカーが軒並み業績を上げていることをしていますか。」
と言われまして
「はい、知っていますが。現在ほとんどのハウスメーカーが減収増益なんですよね。」
「知っていましたか・・・。」
ちょっと、この会長にえらそうな口を利いてしまったかも知れません。
実はこの会長は元大工さんで、息子さんが現市会議員で次の後継者のお孫さんが京都で宮大工の修行中ながら、もうすぐ一級建築士に合格見込み、
会長本人も経営の講演活動もなされていて、たびたび国会議事堂へ行くこともあり、その時の総理大臣とも対談されたことがある凄い人です。
その会長がハウスメーカーに”喝”を入れています。
何が言いたいのか?それは減収増益の理由です。
減収増益と言うのは売上は下がっているが、経常利益は上がっていると言うことです。
なぜ?こんなことがハウスメーカーに起こっているか?
それは、売上が下がっているのは皆さんお分かりだと思いますが、景気衰退・少子化による建築業界の落ち込みなんですが、
問題は増益です。どうして利益が上がるか?カンの良い方ならもうお分かりだと思いますが、
儲からないからと言う理由で下請け工事単価を必要以上に下げています。特に利益率の大きい手間だけの職人さんを叩いています。
ここで勘違いしないで欲しいのですが利益率というのは”原価÷売上x100%”です。
ですから、材料支給・金物支給の一人親方大工さんはほぼ利益率100%です。(道具代や車代などの経費は税法上原価に含まれません。)
でも、最初に言ったとおり、ハウスメーカーは儲からないのではなく増益ですから儲かっているんです。
だから「儲からないから単価を下げる」と言ったら詐欺です。
ましてや、職人さんの人口はどんどん減っています。
本来なら人が減ったら、単価が上がってもおかしくないのに・・・・・
続きはまた。
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