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今週の問題(電動工具メーカーの歴史)

今週はあまり歴史の長くない電動工具メーカーのお話から出題いたします。
現在、一番元気の良い電動工具メーカーと言えば「マキタ」ですよね。
そのマキタが電動工具を始めたのが昭和30年代です。
それまでは「牧田電機製作所」と言って
下請け会社ではありましたが、周りから「牧田にできないモーターはない!」と呼ばれるほど、ひたすらモーターを作っていました。
しかし、所詮は下請け。
昭和30年ごろ、なんとかメジャーになりたくて、何か電気製品でも作ろうと一大決心し
しかし、いまさら家電を始めたとしても、松下や東芝にはとても勝てません。
何かいいものはないかと見つけたものが、当時一台8万円していた刃幅100mmの電気カンナ。西ドイツ製でした。
これだ!と思ったんでしょうね。
加工幅が3寸5分が削れるように刃幅を120mmのして早速試作・完成して定価29800円。
しかし、この電気カンナ発売当初はなかなか売れなかったそうです。
理由は、「大工さんの日当の3ヶ月分という高額」と言われていましたが、
本当はもっと大きな理由がありました。
それはいったい何でしょう。


解答はまた来週。



ヒントは、その理由を後に克服し、売り上げを急激に伸ばしました。
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