先日の展示会で長時間にわたりお付き合いくださった方から、
「朝、現場に着いたらバン（貨物車）の荷台の道具がない！」
と、悲鳴の電話が。
「インパクトドライバーとコンプレッサーと充電マルノコとスライドマルノコと・・・・が綺麗になくなっている！仕事が出来ないから、とりあえず必要な道具を持ってきて。」
買っていただけるのは、ありがたいですが、こういった売上はうれしくありません。
当店の盗難保険も該当するものがなく、すべて被害者である大工さんの負担になってします。
一番悪いのは盗んだ犯人ですが、対策は自己防衛するしかありません。
とりあえず、警察の被害届けを提出するにあたり、盗まれた道具の一覧を作成したものを持参して
注文の道具が取り寄せ商品だったため、翌日自宅の奥さんのところまで届けに伺いました。
奥さんに盗まれた商品の一覧に金額が明記してあるため、上から下に視線が降りて行くにしたがって、顔つきが悲しくなっていくようです。
手口は自宅前の屋外駐車のバンの後ろのハッチの鍵だけ壊して、ハッチを開けて道具をごっそり持っていったようです。
一度盗まれた所にもう一度数週間後にもう一度盗まれた方の話をしたら、
「やっぱり、どうしたら・・・・」
と、奥さんが泣きそうな声で困っている様子でしたので、車の中から
テレテテッテテー（ドラえもんではありません）「防犯カメラ設置のプレート」（前に道具が蔓延した時に買い占めておいた残りです、）
を取り出して差し上げました。
これをよく見えるところに貼っておくだけで、99％偽者と分かっていても盗みにくくなります。
本当はダミーカメラも付けるといいんですが、あいにく在庫が切れてしまいましたので、これで勘弁を・・・・
とにかく、窃盗の犯人は前もって下調べをしてから、犯行に移すと言われています。
そのため、いつも同じ所に止まっている車は危険と言われています。
今回は屋外にセンサーライトが付いていましたが、反応する位置は車の前のみ。
皆さんも作業場・自動車置き場・道具置き場等で道具泥棒に遭わないように防犯に努めてください。
自分が盗もうと思ったとき、盗みたくなくなるような工夫をして下さい。
また、盗んだような道具がネットオークションにたくさん見受けられます。
こちらももう少し日本の警察が一工夫して欲しいですね。
それでは皆さん気をつけてください！
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