昨日の続きになります。
これですとピストンの中に入った石膏は出ません。
完全に調子を出すためには分解しなければいけません。
本日は分解の清掃方法を書き込みます。
まず、昨日最後の写真のゴム座をマイナスドライバーではずしてください。そしてそのピンを抜いてください。
送り爪とピストン軸の間に小さなスプリングが入っていますので、落さないように気をつけてください。
次にフィードピストンを抜きます。
まず、マガジン（プラスチックのロールビスの入れる部分）をハンドル付け根のネジをはずして取ります。
すると穴用のスナップリングが見えます。これをはずすには専用工具が必要です。
軸穴兼用スナップリングプライヤー
二つの穴にスナップリングプライヤーを入れて、挟み込むことによって外れます。
そして、蓋を取ってフィードピストンスプリング・フィードピストンバンパ・フィードピストンの順に外します。
やっと石膏のたまっている部分が現れます。この矢印の部分を掃除してオイルを付けて戻します。（外したフィードピストンも同様に）
元通り組み立てれば、試し打ちをして問題なければ終了です。
ビス打ち機だけでなく、一般のロール釘打機も同様です。ご参考にして下さい。
それではまた。
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