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今週の問題(スライドマルノコの中間のストッパー)

先週の問題のコメントでh168さまからこんなコメントがありました。
来週の解答&解説に赤レーザーに加え緑レーザーの話も絡め頂けたら幸いです。
また、皆さんのスライドマルノコの応用例をお聞きしたいです。
自分は深さ二段切替を多用しますが、使われない方や機能そのものを知らない方もいます。
日立の6インチモデルに深さ二段切替が無いのを知りがっかりしました。
カタログで見るとマキタには深さ二段切替は無いみたいですけど…。
スライドマルノコって本当にありがたい道具ですね
。」

と言う内容でした。
このコメントの中で緑レーザーの話を絡めたらということですが、緑レーザーは半導体レーザーではなく、炭酸ガスレーザーと聞いております。
元々レーザー光は線で出ているわけではなく、広がらない真っ直ぐに飛ぶ光のことを言います。(レーザーポインターのことです。)
レーザーが線で出ているのは直進するレーザー光を丸棒形のレンズで拡散させて線に変えております。
赤い半導体レーザーは二種類のP型半導体とN型半導体の組み合わせから光を放つ都合上光源が楕円型をしております。
そのために、丸棒レンズでうまく拡散しようとしても光源が楕円のため、ある距離だけは細い線にできますが、それ以外は太い線になってしまいます。
たいていレーザーから3m付近が一番細くなる設定にしてあります。
緑の炭酸ガスレーザーが光源が半導体より細く正円に近いため、距離が変わっても、半導体レーザーほど拡散しません。
また、昨日のスライドの青い蛍光灯と赤い電球の違い同様、赤みがかった木に赤いレーザーが写るよりも赤みかかった木に緑のレーザーが写るほうが見やすい効果があるようです。


前置きは長くなりましたが、今週の問題です。
h168さまがその後のコメントで深さ二段切り替えがないとのご指摘がございましたが、
この二段切り替えの本来の目的とは何でしょう?


ちなみに先ほど見えた大工さんがこの話をされましたが、その大工さんは
「格天を作るときに必需品。」
と言われました。もちろんこんなことはメーカーは考慮していないでしょう。
h168さまは何に使うのかは聞いておりませんが、本来の目的でなくても色々な使いみちを答えて頂き、皆さんで共有できればと思っております。
解答はまた来週。
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