今回はどんな問題を出そうかな？って思ったら目の前に超仕上カンナがありましたので、
昔、不思議に思ったことから出題させていただきます。
これは一時期売れました丸仲のスライダー式の超仕上カンナです。
これは2枚の刃が一つのライン上に付いていて、行きに裏の出の大きい刃で削り、材料が通り過ぎた後、
刃物のレールが帰りの裏の出の小さい刃にスライドしてからリターンするため、往復切削なのに刃物の背中をこすらないから刃持ちが良いとの評判で売れた機械です。
しかし、発売当初はあまり売れませんでした。
理由は、刃物の角度が変わらない固定レールだったからでした。
そのため、モデルチェンジしてテーブル角度を20〜45度まで替えられるようにしました。
テーブル角度は大きくすれば（送材方向に対して直角が0度、送材方向が90度）逆目が止まりやすいと言われています。
さて、ここで問題です。
どうしてテーブル角度を大きくすると逆目が止まるのでしょうか？
普通テーブル角度を大きくすると刃の当たる量が増えるので抵抗が大きくなりそうですが・・・。
解答は、また来週！
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