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先日の失態(集塵機の連動その1)

先日の固定定盤自動カンナと手押カンナを納品する際に、手押カンナと傾斜盤とバンドソーを一括で集塵する集塵機を連動にして欲しいとのオーダーがあり、
前もってその装置を製作しました。
これです。

基本的に原理は簡単です。
モーターが回るときに集塵機を回すわけですから、モーターに入った200Vの電気を電磁石に流し、その磁力で集塵機のスイッチをくっ付けます。
今回は対象の機械が3台ありますので、電磁石で入るスイッチ(マグネットスイッチ)を3個並列につなぐだけです。
前もって作ったボックスを集塵機のブレーカーの上に付けて、入力線を手押カンナから1本(正式には2本線です)、
傾斜盤から1本引っ張ったまでは良かったんですが、バンドソーで問題が発生。
実はこのバンドソーは以前記事にしたスターデルタモーターだったんです。
電子制御のお話3 http://d.hatena.ne.jp/toshikane/20120120/1327007975
スターデルタモーター http://sequence.e-sysnet.com/relay/stardelta.html
どうしてスターデルタモーターが問題か?と、言いますと電源を入れたときにブレーカーが飛ばないように、
始めの15秒間100Vで回して、ブレーカー飛び対策のため入力電流値を抑え、15秒後に200Vに切り替えます。
そのため、始めの15秒間、入力する電圧が100Vのためマグネットスイッチが中途半端に作動します。
バンドソーの回路図の中で電源を入れたときに200V流れるところが1箇所もありません。
仕方なく、始動時100Vで15秒後に200Vになる線につないだところ正常に作動しました。
お客様にOKを頂いたのですが、翌日電話が・・・。
続きは明日。
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