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バンドソーのお話その2

バンドソーの正しい使い方
1.刃の調整をする。
バンドソーは基本的に作業終了後に毎回、刃を緩めます。そのため、使い始めに必ず刃調整をしてから回します。
ですので、電源を入れるときは刃調整がしていないと思って、いきなり電源を入れるよなことはしないで下さい。
まず、刃の張りを確認します。
確認方法は張り具合の目盛りのあるところになるまで上のホイール上下させるハンドルを上げる方向に回して合わせます。
次に刃の出し方ですが、上のホイールを微妙に傾けるハンドルで合わせます。

上の図のようにホイール前面より刃先までの寸法が帯鋸刃幅の1/4分出すところになるように合わせますが、
メーカーの説明書には「手で5回程回して合わせる」と記載されていますが、自分の経験では5回では合わないことが多いです。
自分が説明する時は「右回転で10回、左回転で10回、回したところで落ち着きます。」と説明しています。
この状態で軽く電源を入れてすぐ切り、刃の位置に問題がないことを再度確認してから使ってください。


2.定規の合わせ方
基本的にバンドソーの定規は真っ直ぐに挽くためのものではなく、幅を決めて挽く定規です。

そのために図のように、定規を刃のラインよりも少しかぶせる方向に傾けます。
もし、合っていないときは定規上面の手前側のボルトを緩めて合わせてください。
そして、定規先端と刃先の間の寸法を決めて挽くつもりで使います。
決して、定規を必要以上に伸ばさないで下さい。伸ばすと無垢の木材は挽いた後、ほとんどの木材は開いてしまいますので、
肝心な刃と定規間が当たらず実際よりも狭くなったり挽いた材料が刃を右に押して、正確に挽けなくなります。


3.セリ(刃の振れ止め)の合わせ方
セリは切断する上と定盤下の2箇所ございます。刃が触れて摩耗しますので、時々チェックしてください。

上記のように蝶ネジ(またはボルト)を緩めて調整してください。
明日に続く。
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