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固定定盤プレナが動かない その2

とにかく一晩寝ると次の日には、忘れてしまうことが多いので昨夕、流したFAXを机において、
朝9時半を過ぎても連絡がないので、痺れを切らしてシンクス名古屋営業所に電話。
「現在、本社で検討中、本社から電話が来ますので、それまでお待ち下さい。」とのこと。
数十分後、本社から電話。
インバーターの可能性もありますが、シーケンサー(機械の制御装置)が悪い可能性もありますので、確認をして下さい。」
「どうやって確認しましょうか?」
「今から図面を送りますので、それを見ながら説明します。」
と言うことで送られてきた図面がこちら。

正常であれば、上昇または送材時に、この図で赤丸で囲んである24Vと20番の間に24Vの電圧がかかり、
下降またはリターン時に24Vと21番の間に24Vの電圧が掛かります。
(ちなみに赤丸は自分で付けました。送る前につけて欲しいですね。)
実はこのシーケンサー、絶対に部品は出しません。メーカー修理のみしか行いません。
理由は取り付け後の電話でのやり取りが多く、社外の慣れないものが行うとお互いの受け手が、大変なため、またデータを入力するのに端末が必要なんです。
シーケンサーを交換すると20万円近く掛かりますので、何とか、インバーターだけで済ませたいものです。
とにかく、この図面を持って再度現地に。
再びシーケンサーインバーターのあるところを開いて、電圧確認です。
200Vが流れている状態でないと、検査が出来ませんので慎重に、でも、20番の端子が奥で暗くて見えません。
何とか老眼鏡と照明を駆使して発見。起動させて、ベルトが送材すると・・・24V=20番の間にちゃんと24Vの電圧があります。
念のため、24V=21番の間も下降&リターン時に24Vの電圧があります。
ここでもう一度シンクス本社に電話。今朝の担当の方が出払っていましたので、変わりに年配の方が(声だけを聞くと60歳以上だと思いますが)
「すみません。シーケンサーは正常に信号が出ていますが。」
「それじゃあ、インバーターの出力を確認してください。」
と言うことで、一度電話を切って、インバーターの入出力の電圧確認。
入力は200V・・・OK!正常です。
出力は200V・・・上昇・下降・送材・リターン、全てにおいて電圧が出ていません。
もう一度、本社に電話。
「やっぱり、インバーターに信号が入っても、200Vの出力が出ていません。」
「そうですか。じゃあインバーターがダメですね。」(結局、予想通り)
「それでは、データを入力した交換用のインバーターの納期と見積りを大至急お願いいたします。」
大きな遠回りをしましたが、”インバーター交換したけどシーケンサーがダメだった”ではなくて、良かったことにしておきます。
続きは部品が入荷してから書きます。
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