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真相究明 その1

先日MAXの合わせまぐさ打ち機と言う2x4の機械が故障したと言う依頼を受けて現場へ。

この機械は2x4材(38mmx89mmの木材)を3枚合わせてプレスした状態で
90mmの釘を両面から互い違いに自動的に打ち込む機械である。
この機械にはマガジンタイプの90mm釘打機が4台付いているがそのうち1台のマグネットセンサーが逝かれていた。
マグネットセンサーは釘がなくなったことを磁力で感知し表示盤に警告ランプを付けるものである。
また別の釘打機のマグネットセンサーの固定板が折れていた。
その場でMAXの2x4担当Kさんに電話するが、電話が通じない。
よく考えて見たら、定年で外注として仕事は続けているが、携帯電話が支給されなくなったので、番号が変わっているが、
新しい番号を登録していなかった。
仕方が無いので、東京に電話してマグネットセンサーを発注。
折れた固定板は持ち帰って新品の時より強固に溶接。
1昨日マグネットセンサーが入手したので、2箇所とも交換。
折れた固定板のセンサーも弱っていたため、故障するのも時間の問題のようである。
何とか高さ調整で使える状態にして、この件は終了。


帰社後、なぜかKさんから電話が、
「MAXに行ったら、利兼さんから部品の注文の電話があったって聞いたので、気になって電話したんだけど、どうでした?」
「合わせまぐさのマグネットセンサーと固定板が壊れていたから、交換して修理完了しています。」
「それなら良いけど、困った時は、呼んでください。」
「自分の修理なら、数千円で終わるけど、Kさんにお願いすると一桁高くなるからお願いできませんよ。」
「別に儲けているわけじゃないけど、経費が掛かるから仕方が無いですね。」
「ところで、今回のお客様、フレーミングマシン(パネルを組み立てて釘で固定する機械)をサンキ(2x4機械メーカー)さんから購入したんだけど、どういうわけか、釘打機はMAX製だから、地元の金物屋さんに依頼してくれということで、修理を何度も頼まれているんだけど、他の地区だったら、修理は販売店でも、MAX営業マンでも出来ないはずだけど?」

「そのために、サンキさんには、機械を納める時、釘打機だけ、MAXの販売店に伝票を回して、販売店に利益が出るようにしてますけど。」
「????そんな話は聞いていません。真相を究明してみます。」
続きは明日
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