こちらはトヨタのお膝元。
本日から大半の方は通常業務に戻ります。
しかし、暑さは変わりません。現場での作業される方は、まだまだ熱中症対策から気を抜かず、無理をしないように頑張って下さい。
それでは先週の解答となりました。
先週の問題は”どうしてコンプレッサーには回転方向を決める必要があるのでしょうか？”と言う問題でした。
正解は逆回転をするとプーリーのファンがシリンダに風を当てず、反対方向に風が出るからです。
回答者の皆さんには、打ち合わせもなしで空気を読んで頂いた解答ばかり頂き、感謝の限りです。
コメントで空気を読んでくださった皆さんはすべて正解です。
今回の解答はその空気が読めたかどうかですね。
コンプレッサーのクランクの主軸を回すプーリーの中には、丁度、ファンの羽根になっている部分があります。
その羽根が回転することにより、風を起こすわけですが、回転が逆方向ですと、風はシリンダ部を冷やさず、
逆方向に風を出すため、冷却効果があまり起きません。
そのために、回転方向を確認する必要があります。」
とにかく三相の回転方法には色々と注意することがたくさんあります。
本来なら電気工事士の資格がなければ、繋げないんですが、電気工事士の場合、逆に複雑な機械の時に、
電気工事のプロであっても、機械のプロではないため正しい接続か？逆に繋いでいるのか？見分けられない場合があります。
ですから、電気工事屋さんに機械を接続していただく時は、必ず回転方向のチェックに伺うことにしています。
集塵機も逆に繋いだ場合、集塵をすることはしますが、吸引力がかなり落ちます。（以前、その問題を出しております。）
明日はその集塵の件から出題させていただきます。
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