先週の問題は
当店では、どうして雨漏りの修理を業者にお願いせず、自ら行うのでしょうか？
でしたが、かたさんさまから 「職人さんの気持ちを理解するために。」との正解を頂きました。
そもそも道具にしても金具にしてもプロの方に販売する上で普通に売るだけですと、使い手の方が商品のことが良く分かります。
でも、お客様は販売する側がプロと思って買いに来られます。
それなのに、使ってこともなければ、具体的な使い勝手も分からないまま商品を販売することは大変失礼に当たります。
これは、当店のような特殊な業種の場合に限ります。
家電販売は、売り手が家に帰れば、家庭で家電を使うので販売業種でもあり、消費者でもあります。
自動車のセールスも同様ですし、
飲食業の方は休みには同業者の店で食事をして、逆の立場や他店の良いところを勉強することをしているとお聞きします。
大変失礼ですが当店のような使わない者が、
仕事で金を稼ぐ道具や金物を販売するんです。
生活の掛かっているものを販売するんです。
それなのに使ったことのない商品を問われて「分かりません」ならまだしも
「調子が良いよ！」
なんて答えるのは、大変甚だしいことだと思います。
そのために、できるだけ、お客様の使う気持ちが理解できるように
実際に金物や機械・道具を使って、消費者の気持ちを理解することが貴重な経験となります。
ですから、今回の床補修もそうですが時間のある範囲で、修繕工事をするように努めております。
改めて、かたさんさま、ご正解おめでとうございます！
それでは、明日も問題です。
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