PVアクセスランキング にほんブログ村

内視鏡

昨日は5年ぶりに胃カメラでの検査を行いました。
「鎮静剤を使うとのことで送り迎えを頼んでください。」
と、言われましたが、それしきのことで送り迎えなんてお願いできませんので、店を開けてから自力で病院まで歩きます。
車なら5分と掛からないところも20数分掛かりましたが、運動を兼ねて、気兼ねすることもありませんので。
病院に着くとそこは内視鏡専門医。
患者さんは全員胃カメラです。大腸の内視鏡を行われる方は時間を掛けて、下剤で処理をしています。
検査着に着替えて一番で検査していただくわけですが、座ると腰痛が出るので立ったまま待っていると
「麻酔を使いますが宜しいですか?」
「麻酔って聞いていませんが?」
「鎮静剤のことですよ。これを使うと12時半ごろまでここで待っていただきますが?」
この時まだ8時40分、こんな無駄な時間は使いたくありません。
「鎮静剤なしですと何か問題がありますか?」
「眠ってしまうので、画面を見たいから使わないで欲しいと言われる方も見えます。」
「だったら、なしでお願いします。」
と、言うことで急遽変更。
この病院には鼻からでも検査が出来ますが、ポリープを飼っておりますので、部分採取しやすい口からの検査となります。
検査に当たり、ゼリー状の麻酔薬を口に含んで3分待って飲み込みます。
それでは覚悟を決めて検査室へベッドごと運ばれます。
固定型のマウスピースのようなものを噛まされ、いきなり口径10mmくらいの内視鏡が挿入されます。
「息をゆっくり吸って。舌の力を抜いて。息を止めて。」
入れるときは苦しいですが、言われたことに対して、行動を起こさなければいけないと思うと気が紛れます。
でも、この間モニターがずーっと見えています。
可愛いポリープが映っています。
「ここに小さいポリープがありますね。癌ではないけど採取します。」
すると瞬時に色素を入れて分かりやすいようにして、あっという間に摘み取ります。
この間、僅か数秒。これぞプロの技!
「ここに傷がたくさんありますね。これも採取します。」
また色素を流して摘み取ります。
「ここは胃の入り口ですが、かなり荒れていますね。これは放っておくと癌になりやすいので、ここも採取します。」
こんな感じで数分で終了。
終了後、看護師さんが
「どうでした?」
と、聞かれましたので、
「気持ちよかったです!」
「あら、そう。」
いつも期待を裏切る自分がいました。
これを読まれている貴方も麻酔なしの口から内視鏡で胃の中を覗いて下さい。
めったに出来る体験ではありませんから。
内視鏡と言えば、先日販売しました。

http://www.sts-s.co.jp/seihinjyouhou/sokutei/IESseries.html
縁の下や壁の中の状態を確認する目的で購入されました。
何でも材木屋の展示会でビスのオマケでくれるという話だったようですが、3万円のビスを4箱買うとサービスだったようですが、
ちょっと高すぎますよね。
ちなみにこの内視鏡。ちょっと注意点があって、アルカリ電池でないと正常に使えません。
間違ってもマンガン電池は使わないで下さい。
それではまた。
2842788