先日、グラスファイバーの玄翁の柄が磨耗したので、木の柄に変えて欲しいという依頼がありました。
グラスファイバーの柄は評判がよく、高額であっても納期がかかっても、同じ柄にして欲しいと言われますが
今回は木柄のため、自分が交換します。
グラスファイバーの柄はその名の通り、ガラス繊維が入っておりますので、切断しても、穴を開けても
刃物がすぐに磨耗してしまいますので、その点の注意が必要です。
まず磨耗した柄を切断砥石の付いた高速切断機で切断します。
次に中で張っている緊張を抜くために穴を開けますが普通の鉄工ドリルではすぐに磨耗するためコンクリート用を使います。
この状態で叩いて抜きます。
すると発見！何とアルミ製のクサビが入っていました。
次に入れる木の柄を穴に合わせて削ります。やっぱりこれが一番早いですね。
最後に鉄製のクサビを打ち込みます。
ハイ！出来上がり。
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