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日立ビス打機のボディを交換

今回は日立常圧ビス打機WF4H2のマガジンの付け根の折れた修理品が来ました。
普通は樹脂部分のマガジン側が折れるんですが、今回は運が悪くボディ側(ハウジング)が破損していました。
お客様の承諾を得て、部品を取り寄せ、交換します。

部品を取寄せて持ってみると
「軽い!」
いわゆるマグネシウム合金です。やっぱりアルミ合金より折れやすいようである。

順に外していきます。まずここがエアの取り出し口。この機種は高圧用ですが常圧は減圧弁がありません。
高圧との違いはコレだけで、後の部分はまったく同じです。

これがトリガ部。部品をバラす時は、出来るだけすぐに移植します。
バラした部品が多いほど間違いやすく手間も掛かるので、できるだけ部品点数を減らします。

これがメインピストン。バラした時は出来るだけ組み立てが楽なように配列順に置きます。

これがモーターと減速部。組む順番を間違えると収まりません。

最後に試運転をして問題ないかチェックして終了。
お客さま、お待たせいたしました。
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