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MAXのオイル注入に付いての回答その1

7月5日の記事でのMAXの回答を先週末に頂きました。
当日の記事「エア工具の注油について」http://d.hatena.ne.jp/toshikane/20140705/1404508708
内容は、「取扱説明書どおり、ビス打機に関しては使用前・使用後とも純正のオイルを10滴づつ入れますが、使用後空打ちしてはいけないと記していない。」
と、言う回答を頂きました。
取扱説明書に「空打ちしない」と記してあるのは、
「使用中にむやみに空打ちをしないで下さい。」と、言う意味のようで、
使用後にオイルを10滴入れたら、ビスを1発打つことにより、全体に回るので、それがベストのようである。
しかし、説明書の文面からすると使用後10滴入れて、その先しばらく使わない場合でも
オイルを全体に回さないようにも取れますので、その件に関しては説明書の記述を見直すとのこと。
尚、ビス打機の使用前の注油の目的はOリング摩耗対策で、使用後注油の目的は錆止めのようである。
と言うことは、次の日も使うときは注油は必要ない、
あるいは前日10滴入れたら翌日は注油しなくてもいいようにも取れる。
どうしても大工さんの道具は仕事内容が多様化しているため、機械の使い方もムラがある。
そのあたりの考慮のためにも、
「どうしてオイルが必要か?」
考えた上での注油が必要であると思います。


ところで、昔から気になっていたことが前回のコメントでもありましたが、
日立のビス打機は排気口から黒い油が漏れるが、MAXは漏れない。」
前回のコメントでも回答しましたがここで漏れている”黒い油”とはオイルと水の混ざったものである。
もしオイルだけ漏れていれば黒くないはずである。
黒いのは水とオイルが水蒸気の状態で混ざりあうことで透けるはずの色が屈折率の関係で黒く見えてしまう。
このことを考慮した上で、MAXと日立の違いを検証してみる。
続く
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