PVアクセスランキング にほんブログ村

電話注文

先日取り寄せたマキタ450(P)の替フィルターが違うとの電話が、注文された大工さんの奥様からあり、
「欲しかった集塵機のフィルターは色が白くてちょっと大きさが違う。」
「確かご主人さん集塵機の機種名が分からないので本体の横にメッシュの袋の中に入れるタイプで良いような話だったんですが、本体の機種名分かりますか?」
集塵機と言われても450(P)のような袋が外にあるタイプもあれば、三相のプレナを繋ぐオバQ型も集塵機である。
広く構えて受けるだけに、絞込みが難しい。
「ちょっと待ってね・・・・436(P)ですけど。」(掃除機でしたか・・・。)
「掃除機兼用の集塵機ですね。了解です。すぐに手配しなおします。」
とにかく電話では使い勝手を説明しづらく、聞く側も理解しにくい。こんな時はモデル名を聞くのが鉄則であるが、
この業界の半数いや2/3以上は老眼である。モデルを聞こうとすること自体が難しい。


一昨日、電話で
「錆び止めのスプレーを頼む。」
「さび止めって、ペンキですか?」
「(笑いながら)ペンキじゃない。5−56でもない。いつも、もらっとるヤツだ。」
「いつもと言われると大変申し訳ございませんが、釘打機用のスプレーですか?」
「違う。いつももらっとるヤツ!」
「CRC5−56じゃないとすると、シリコンスプレーですか?」
「違う。い・つ・も・もらっとるヤツ!!!」
「いつもと言われましても色々納めていますので分かりません。」
「まぁ良い。おっかぁ〜何て書いてある?」
奥さんに代わって「グリススプレーで分かる?」
「ありがとうございます。」
やっぱり、今回も60代の方、老眼は読もうとする気すら失わすようです。


昨日も同様の電話が、但し今度は40代前半の大工さん。
ピンネイルとスレンダービスが欲しいので来れる?」
「どうしてもと言われたら走りますが現場が遠いので、ガソリン代が出ませんが。」
「そうだよね。それならビニールもくっ付くボンドと墨汁と・・・あと糸が欲しい。」
「糸ってパーフェクト用なら普通は水糸ですけど。」
「水糸じゃなくて、くるくる出せる糸なら何でも良い!」
と言うことで墨付けに使う墨つぼの源氏車に巻いてある壷糸を持っていくことに。


現場に着くと
「この糸じゃない!」
「何だったんですか?」
「コレじゃなくてパーフェクトの本体。俺確かに”糸”って言ったよな。完全に暑さでおかしくなってる。」
電話注文の大敵は老眼だけではなく、暑さも計算しなければ・・・。
今日から肝に命じます。
4096766