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昨日のボヤキ

昨日タジマレーザーの水平が1mで1㎜左右に傾いているので、バラして微調整していたところ、
70過ぎても現役の大工さんがエアリールの再修理を持ち込まれた。
番頭が修理をしたので、番頭が再修理をしているのであるが、
待っている大工さんが関係ないレーザーの修理に色々声を掛けてくる。
「何をやっとるだ〜?」「そや、どういう時に使うだ〜?」
大変申し訳ないが微妙に狂っているレーザーの修理は別の話をしながらでは正確な仕事ができないので、
「ごめんなさい、今は集中しているので、お話できません。」
「今、何をしとるだ〜?」
「話しかけられると、精度が出ないのでごめんなさい。」
ようやく退散していただけた。


今回は大したことはないですが、良くあるケースで修理中に何をしているのか見たいので、
エア工具にマイナスドライバーを突っ込んで、こじている時に視覚を遮る寸前まで首を突っ込む方がいる。
さすがに危険なので仕事をやめて、
「申し訳ございません。ドライバーがスカタン食って(外れて)危険なので、道具の届く範囲には近づかないで下さい。」
ここまで言うと、遠くに退散されます。
職人さんなら逆の立場のケースがありますから、すぐに理解いただけるようです。


あと、良くあるケースですが、ビスの注文で
「20mmのビスをくれ!」
「どんなビスですか?」
「普通のビス。」(これでは答えになりません。)
「太さはどれくらいですか?」
「普通の太さ。」(聞かなきゃ良かった)
「サッシに締める木ネジですか?」
「サッシじゃない。」
「何に使います?」
「棚柱に止めるけど20mmより長いとダメだから。」(最初に言って欲しかった・・・。)
結局サッシ用の20mmのビスを出して見せて
「これでいい。100本下さい。」
「了解しました。」
100本数えます。20秒もあれば十分数えられますが、半分ほど数えたところで
「目方で測ったほうが早いだろ。」(数えている時の声かけは禁じ手です。)
「100本なら目方で測るよりも、数えたほうが早いですよ。」(ペースが遅くなります。)
「秤に乗せたほうが早いって!」
最近はこの会話を予め予測していますので、100本数えるまで無視しますが、
若い頃は、数が分からなくなるとの、イラっとくるのと合い重なり、途中まで数えたビスを全部ブチ撒いて
ガシャーン!
「ゴメン要らんこと言っちゃったね。」
お客さまを謝らすのは修行が足りません。
それではまた。
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