まずは、写真をご覧下さい。
これは200Vを100Vに落としたり、電圧の下がった100V入力電源を115Vくらいに上げたりするトランスです。
実際に使われていのは大半が三相200V電源の3本あるうちの2本から単相200Vを取り出して
単相100Vに落として使われている方が大半です。
それは単相100Vの電気料金よりも三相200Vの電気料金の方が半分以下で、
しかも容量の少ない100Vを使わずに別枠で取れる100V電源は応援の職人さんが刻みで使うときに有効だからです。
しかし、三相200V電源は3種類の波形の電源を一組として使うため
そのうちの一組だけを使うことは望ましくありません。
また、それ以前の問題として、各電力会社には契約事項があり、
その中で三相電源を単相100Vとして使うことを禁じられております。
ですので、今回のトランスで三相200Vから単相100Vに変えて使うことは契約違反のなります。
(でもなぜか200Vの機械に付いている照明の一部に100V電球が使ってあるのはOKらしいです。)
この話をするとお客様から
「じゃぁ、何でこんな商品があるんだ?」
と、言われます。確かに最もであります。
さて問題です。
この商品はいったい何のためにある商品なんでしょうか?
ちなみに今回の問題には正解の用意はありません。
「じゃぁ、何でこんな商品があるんだ?」
と、言われた時に一番納得のいく説明が出来る回答を最優秀回答賞に致します。
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