これは実際に、あった話です。
日立の超仕上カンナ盤FAY700の自動昇降のフットスイッチが上がるけど下がらないと言う症状で現地に伺いました。
まず可能性として考えられること
１．材料の厚み感知スイッチの不良
厚みが合うとそれ以上下がらなくなる機構が働くため、そのような症状が起こります。
２．フットスイッチの下降側が不良
これは、言うまでもありません。
３．フットスイッチケーブル及びコネクタの断線
４．基盤不良（但しこれはめったに起こりません）
しかし、１と２と３についてはテスターで確認しましたが異常がありませんでした。
基盤が不良だと納期も修理代も掛かってしまいます。
他に考えられるところを順に見ていくと予想外の展開でした。
後日フットスイッチを取り寄せ、下降側でなく、上昇側のフットスイッチを交換したら無事直りました。
さて問題です。
どうして正常に動いている上昇側のフットスイッチを交換したら直ったのでしょうか？
解答は、また来週！
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